Sublime Text 3からghqで管理されたリポジトリを開くプラグインを書いた

Sublime Text 3 から x-motemen/ghq で管理されたリポジトリを開くプラグインを書きました。

github.com

なぜいま Sublime Text 3

高機能テキストエディタ Sublime Text が Atom と覇権を競い合ったのも今は昔、 ご存知の通りいまやGUIテキストエディタ界は Visual Studio Code の一強状態です。

その勢いたるや凄まじく、[VisualStudio なんとかかんとか][検索] してもVSではなくVSCodeの情報がヒットする始末。

かたや、

  • 有料で
  • クローズドソースで
  • 日本語入力があやしく
  • デフォルトの機能がVSCodeに劣っている

Sublime Text 3の人気はもはや風前の灯火、Sublimerは地下深くに隠れ潜み、諦観とともにその再起を祈っている昨今です。

実際私も2年ほど前に、長らく使っていたSublime Text 3 から VSCode に宗旨変えをしました。

しかしながら、ネイティブアプリ特有の素早い起動や、サクサクとした軽快な動作はElectron製エディタにはない魅力です。 というわけでメインのエディタには VSCode を使いつつ、軽い用途や大きいファイルの取り扱いには Sublime Text 3 といった風に使い分けていくことにしました。

ghqとは

ghq はGoで書かれたリポジトリ管理のためのCLIツールです。

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プラグイン

VSCode の場合には vscode-ghq 拡張機能によって、簡単にワークスペース間の移動が行えるのですが、 Sublime Text 3 にはそのようなプラグインが存在していません。

今回はプラグインを自作することで、vscode-ghqライクなワークスペース間の移動を可能にしました。

f:id:Ryooooooga:20200816143359p:plain

インストール方法

ghqのインストール方法

プラグインの動作にはghqが必要になります。(ghqのインストール方法)

プラグインのインストール方法

  1. Package Control をインストールする
  2. コマンドパレットから Package Control: Add Repository を選択し、https://github.com/Ryooooooga/SublimeGHQ と入力する
  3. コマンドパレットから Package Control: Install Package を選択し、SublimeGHQ をインストールする

操作方法

コマンドパレットから GHQ: Open Repository... を選択するとすべての ghq root からリポジトリの一覧が表示されます。

キーバインドを登録しておけばより便利です。

// Default (<OS>).sublime-keymap
[
    ...

    // キーバインドの設定例
    // Ctrl + Alt + P
    { "keys": ["ctrl+alt+p"], "command": "ghq_open_repository" }
]