Sublime Text 3 から x-motemen/ghq で管理されたリポジトリを開くプラグインを書きました。
なぜいま Sublime Text 3
高機能テキストエディタ Sublime Text が Atom と覇権を競い合ったのも今は昔、 ご存知の通りいまやGUIテキストエディタ界は Visual Studio Code の一強状態です。
その勢いたるや凄まじく、[VisualStudio なんとかかんとか][検索] してもVSではなくVSCodeの情報がヒットする始末。
かたや、
- 有料で
- クローズドソースで
- 日本語入力があやしく
- デフォルトの機能がVSCodeに劣っている
Sublime Text 3の人気はもはや風前の灯火、Sublimerは地下深くに隠れ潜み、諦観とともにその再起を祈っている昨今です。
実際私も2年ほど前に、長らく使っていたSublime Text 3 から VSCode に宗旨変えをしました。
しかしながら、ネイティブアプリ特有の素早い起動や、サクサクとした軽快な動作はElectron製エディタにはない魅力です。 というわけでメインのエディタには VSCode を使いつつ、軽い用途や大きいファイルの取り扱いには Sublime Text 3 といった風に使い分けていくことにしました。
ghqとは
ghq はGoで書かれたリポジトリ管理のためのCLIツールです。
プラグイン
VSCode の場合には vscode-ghq 拡張機能によって、簡単にワークスペース間の移動が行えるのですが、 Sublime Text 3 にはそのようなプラグインが存在していません。
今回はプラグインを自作することで、vscode-ghqライクなワークスペース間の移動を可能にしました。
インストール方法
ghqのインストール方法
プラグインの動作にはghqが必要になります。(ghqのインストール方法)
プラグインのインストール方法
- Package Control をインストールする
- コマンドパレットから
Package Control: Add Repository
を選択し、https://github.com/Ryooooooga/SublimeGHQ
と入力する - コマンドパレットから
Package Control: Install Package
を選択し、SublimeGHQ
をインストールする
操作方法
コマンドパレットから GHQ: Open Repository...
を選択するとすべての ghq root
からリポジトリの一覧が表示されます。
キーバインドを登録しておけばより便利です。
// Default (<OS>).sublime-keymap [ ... // キーバインドの設定例 // Ctrl + Alt + P { "keys": ["ctrl+alt+p"], "command": "ghq_open_repository" } ]